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01  G   U   E   S   T  by SORASIMA

題字 そらしま(皺字しゅうじー皺に現れて来る文字)

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スピリチュアル 王仁三郎

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● ここでは偶然私が入手した故人の作品や墨跡と対話してみましょう。

  そもそも品物というものはそれが作られた過去の時間であり記憶です。その人の人生の5分間なり10分間なりのそれが作られた時の時空です。そう言う意味では我々は何時も過去の他人の時間の結晶と交霊しています。

 しかしここでは日常化してしまったコピー作品や、デジタル商品ではなく、本物の肉筆や手作りの作品である必要があります。コピーの量が増えれば増える程、その品物に費やされた作者の時間性は希薄になるからです。いにしえの品物は骨董と呼ばれますが、しかし骨董にも量産されたものは存在しますので、ここに登場願うのはあくまでその人の手作りの物にかぎられます。その霊は私に思いもかけない掲示を与えることがあるので、丁重にもてなさなければなりません。それは時に、書画音曲陶芸などとして私にフィードバックしてくるので、場合によってはその影響により作られた私の作品も提示しておきます。それは客人に対しての私のもてなしなのです。 

 もう一つ言っておきたい事があります。それはは客人の中にそっくりさんが時々紛れ込むことです。これは交霊会でもよくおきる事らしいのでですが、別の悪霊が他人をかたって現れるのです。骨董趣味の霊界ではこれは日常茶飯事です。素人にはまったく見分けがつかないものも少なくないのです。しかしそれも来るものは拒まずで、客人として受け入れましょう。それこそ彼等の芝居も一種の霊的なコピーとして。霊媒師とは霊的役者に他ならないのですから。

. 尚、このコーナーは客人の再訪問により追加拡大される事があります。

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(2008/01 そらしま)

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2007/08入手

出口王仁三郎作酒杯
(径6cm)

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 出口王仁三郎は大本教の開祖出口なお(1837〜1918)の末娘二代目教祖すみこと結婚している。大本教は新宗教の中で唯一太平洋戦争に反対した宗教で、そのため出口氏と妻のすみこ、信者3000人が投獄されている。いわゆる大本事件である。6年4カ月の生死をかけた取り調べを経て、出所後氏は精力的な芸術活動を行い、とくに陶芸の玄人を超えた自由自在さが海外でも高く評価されている。私も世田谷美術館で氏の5,6点の作品を始めて見た時に衝撃をうけた一人なのだが、まさか小品ではあるが自分の手に入るとは夢にも思はなかった。とにかく陶芸の世界からは外れたものであるし、宗教がらみのものは信者がほっておかないからだ。入手の手順はここには書かないが、とにかくこれは実用というよりも何か宗教儀式の祭器のように見え、盃の大きさしかないのに巨大な存在感を放っている。

 焼きしめられてなく、楽焼の様に見え、釉薬がボロボロと剥げ落ちている。光照の文字と王任の名が印字されているので形抜きかも知れない。実用には向かない分厚さなので野外の祭壇のような所に長く放置されていた可能性もある。かなり風化が進んでいる。

 これは私に大きなインスピレーションをあたえた。これにより私の陶芸に対するコンセプトが出来上がった。「出土象」である。土崩れた残骸の中にユダヤ教の土人形ゴーレムや土から生まれ出たアダムのように、フォルムが浮かび上がり、私はそれにしたがってそれが生まれるのを助けるのである。陶芸とは元々錬金術に極めて近いものであって、とくにその作陶の秘密性や、精神性に共通性がある。それは土のエクトプラズムだ。錬金術もニグレドという無意識の混沌である土を材料として、精神の黄金を精製して行く。また作陶とは星の製作の箱庭的再現であり、錬金術での天地創造のシュミレーションと同じ作業なのだ。

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陶器茶碗  銘「ラピス」0711作(径11cm)      そらしま作

 出口王仁三郎氏の陶器にインスパイアされたそらしまの作品で、2007年より新たに製作開始されている陶器作品の中の一つである。手捻りしていると土塊の中に形象が現れるので、それを具体化する。人物の時や風景や動物の時がある。人物の場合それが誰なのかは分からない。日本人で無い場合が多く、中近東やアフリカの人も多く出現する。

 「土崩出象」の文字が刻んである。「どほうしゅっしょう」とは文字どうり作陶のコンセプトを表している。

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皺  詩

不易流出の歌(本歌)

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皺詩(しゅうし)とは客人に対峙して紙の皺を見つめていると文字が見えて来るのである。漢詩のような場合が多く、客に対応する意味の場合がある。すべて皺の山か谷に沿って紙に書かれたものである。

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(意訳)

    流れる墨の中に人が現れる

    紙の皺の中に現れる客人

    土が崩れ 出て来るフォルム

    私は作るという事を知らない

 

    

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皺詩をアナグラム的に読み替えて第二の詩を作る 

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   客人は自ずからフォルムする

   それは現れたり現れなかったりする

   墨と紙と 壊れる事と同時にそれらは作られる

   私はしわや土の中へと流れて行く

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対 客人 水卜画 01

菩薩0801 (w190mm x h545mm)

これは水彩用紙に流し墨で、客人と対峙しながら、影響され、出象されたものである。これは描くというよりも念写に近い作業であるので出て来ない事も度々である。

. 菩薩というステージは、唯一聖職者がノイローゼに到らないでいられる世界でも希有な方便である。修行者はかならず狂気の中を通過する。それ以外はありえない。悟らない者が悟りへの道を示唆する事についての解答が、仏教では始めから用意されていた。これは世界のどの宗教にも見られない知的なシステムである。たいがいは聖職者をイタコのような霊界や神との通信者としている。菩薩は世界のあらゆるものが悟った最終段階で悟る事を己に科した者である。

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参考文献

書名

出版社

1

根源の美 出口王仁三郎・すみこ・直日・日出麿

(株)天声社

2

王仁三郎書画集

(株)天声社

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● ただ今かかっている曲はそらしま作の「客人のテーマ」です。

(GarageBand 打ち込み、エレクトリック・ギター、尺八、三味線、シンセサイザ−・ドラムス演奏は そらしま)

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