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 ぼくらの共時性 

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ゼロ・テロ
by そらしま

錬金術絵画法による「2人のアニマ 06-01」

そらしま 2006年作

(偶然的手法を繰返し得られた上部のアニマなる横顔)

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そらしま 2006年作 

水面のぺルソナ破壊

. 先を変えてえてみると、「ああすれば、こうなる」だけの宇宙のなんと恐ろしいこと

か。明日の事は科学的に予想がついてしまうし、悪い事をすれば必ず罰が遣って来る、きの

取れない牢獄(ろうごく)のような宇宙なのだ。

. これと反対にすべてがデタラメ出たとこ勝負の何の法則もない宇宙などには、一秒たりと

も僕らは騒々しくて存在している事はできない。サイコロの出た目に従って進む人生に創造

もない。

. 偶然も必然を補足している。法則のためのデタラメであり、デタラメのための法則なのだ。

しかしここで今考えようとしている「共時性」とは、この今まで知られていた「偶然」と「必

然」のうっとうしさのどちらでもないのだ。「偶然」に「必然」がシフトしてしまうのだ。

. 苦戦しているユダヤ人の前には割れた海があり、後方には石油が発火したたつ巻きがあっ

て、したたかエジプト軍を蹴散らしたのだから。

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. 又、「共時性」は「内蔵秩序」(ホロニック)と極めて密接に結びついている。「内蔵

序」はボームが1980年前後に提唱した、部分が全体の情報を内緒でその中に穿って含んでいる

という宇宙観で、数学的にはマンデルブロ集合といい、数式をヴィジュアルグラフ化すると、

コ足の輪郭をどこまで拡大していっても似たようなタコ足になるというものである。

. つまりホロニックなコアから「共時性」を眺めれば、個人的な夢という心理が内蔵している

公共のイメージと、TVという公共のソースが結びついた事として連想する事も出来るのであ

る。

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マンデルブロ集合の何処まで行っても「黒い亀のいる風景」

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. これはは古代から発生して来た「なぞの宗教秘儀のメカニズム」でもあるのだ。世界各

地、古今東西、密議は特定の選ばれたシャーマン、宗教者、宮廷の王達の「夢の演劇化」でも

あったのだ。現代でもこの「秘儀の作り方」は改革されつつ、多くのカルトに引き継がれひい

にされている。宗教儀礼のない宗教団体はあり得ない。

. 芸術においてもシュールリアリズムの運動は「夢の絵画化」の開花であったし、日本での現

代の希有なシャーマン、サイケな拡大を志向する加藤好弘氏率いる「0次元」がその古代の夢の

儀式化を60年代に正統に引き継いでいる。そのパフォーマンスの極めて日本的なのあるフリ

は、何か伝統芸能の所作を連想させる、日本的集合無意識を体現する修験僧のような加藤シャ

ーマンの観た夢の演劇化だった。

. 当然、夢が強制的に修正を受けずに現実に持ち込まれた場合、「共時性」と同じく僕らの

き飽きした日常は「とうせんぼ」にあい、呆気にとられるしかないのだ。加藤氏が油煙を上げ

る「芸術的テロリスト」を自称する所以である。勿論、加藤好弘氏は純粋に芸術としてそれを

主張しているのであって女、子供に弓を向けるや(矢)からではない。

. 実は僕自身、加藤氏から7年前に(現2006)に自宅で半年に渡って「夢に関するレクチャー

意見」を受けた経験があり、その時間には色々摩訶不思議な事が起きたのだ。

. 氏と僕の観た夢日記の解読を毎回、感謝しながら行っていたある日、僕の夢に現れた逆さで

走る機関車に話しが及んだ時、電話が鳴った。相手は仕事仲間だったが、話しの要点の工

事のドーナツ屋の内装デザインの事で、店内の壁廻りにおもちゃのSLを走らせたいが実現可能

かとの、当時美術造形の企画屋をしていた僕にもち屋はもち屋と言う事での問い合わせだっ

た。もちろんモノレール式の仕掛けをメカ屋に作らせて、逆さのミニチュアの機関車を走らせ

る事をしっかり提案したのであった。しかしこれは実現しなかった。

. この頃の夢日記の中に、僕が乗った飛行機が高層ビルに突っ込むと言うものがあったが9.11

よりはるか7年前の事で、ニューヨークテロの時にはすっかりTVを食い入って観ていて忘れて

いた。

. 9.11の前にはTVで外資系のコマーシャルで、同じく旅客機が高層ビルに突っ込むというイン

パクトを狙ったCMが放映中だった。勿論9.11以降はON AIRはこそこそと中止になった。

. 蛇足だがこれを書いている今(061119,AM11;50,ch8)、TVをつけたらニュースでJRの

脱線事故の報道ホットなライブで中継でされている。加藤氏に電話してこの記事をHPに出す

事の了解を取ろうとして留守だったすぐあとの事だった。

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0次元加藤氏より送付されて来た初詣の生写真

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